月島・勝どきの液状化リスクを考える

先日、友人とこの土地の話をした時に「湾岸ってどうなの?」という質問をされました。個人的には「こうこうこうだから大丈夫じゃね。わからんけど」と答えたところ、友人が「へえ、案外思ってたのと違うなあ」と言っていたので今日は液状化について調べたことを書きとめておこうと思います。

はじめてこの土地に住むことを検討した人は、かならず「液状化」という言葉にぶつかると思います。知らなければ知らないほど、東日本大震災の東京ディズニーランドのニュースを思い出し「湾岸は液状化するから危ない」という外部の意見に悩む事になるかもしれません。

たしかにこの土地には液状化のリスクがあります。しかし、一方で先日のニュース(国交省の推計)にあった様に「日本の人口の73.7%(9442万人)が洪水、土砂災害、地震、液状化、津波のいずれかで大きな被害を受ける危険のある地域に住んでいる」となれば、個人的には、そこまで気にすることでもないと思います(誤解を恐れず言えば、火災旋風も含めて上記の中で一番人命に関わるリスクが低いのは液状化被害だと思っています)。

そもそも、東日本大震災で被害を出した舞浜周辺の埋め立ては昭和50年(1975年)頃。対して、勝どきや月島の周辺が埋め立てられたのはとの公表資料(出典:東京の液状化予測 http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/)によれば、明治42年(1909年)。関東大震災も乗り越え100年以上は経過しているわけです。上記サイトで見てもらうとわかりますが特に勝どき周辺は液状化について「可能性がある」という区分に入ってはいますが、重大な懸念ではありません。

明治42年の土地の様子。上記出典より抜粋

明治42年 月島・勝どきは陸(出典より抜粋)

 

また、「洪水が…」という意見には「勝どき」をgoogleマップなどで検索して引いて見てみれば、案外、内陸側にあることに「あれ?」となる方もいると思います(逆に言うとそのくらい「知らない」人の声も混じっているということでしょう)。

無論、私個人は地質学者でもなんでもないので「だから安心です」とはまったく言うつもりは無いのですが、自分の住む土地の背景や地理的な位置関係を正しく理解することで、近親者や友人の「大丈夫?」の心配の声に心労を重ねなくてもいいかなと思います。

何は無くとも「個人的に納得」して動く事が一番だと思いますので、興味のある人は上記ホームページなどをぜひご覧になってみてください。