羽田空港アクセス線構想 勝どき・月島への影響は

8月中旬、JR東日本が羽田空港アクセス線構想として、羽田空港から新木場までを直接線路で結ぶ構想を打ち出しました。これにより、現在40分かかる新木場からのアクセスが半分の20分に削減される模様です。

この街に住むと「開発」と言う文字がやたら目につくようになります。湾岸開発はすでに「行き過ぎ」と言う声が出るほど進行している訳で、少なくとも2020年までは上昇トレンドが確約しているものだから、やれ投資だバブルだと景気の良い(良すぎる)話が飛び交うのでしょう。

すでに数名の業界人が警笛を鳴らしていますが「盛り上がりすぎ」のは間違いないので、この辺りの土地を選ぶなら、あくまでも実需(住むこと)を念頭に置けば良いのかなと思います。その辺り、区内には結構冷静な人が多い気がします。

さて、話を戻してJR東日本が2014年8月に発表した羽田空港アクセス線構想(羽田新線)のお話。この路線は、現行の貨物線を利用する事で特に羽田—新木場路線はオリンピック前の早期の実現となりそうです。となると、居住する我々にとっては遠いようで便利になります。

月島から新木場までは2駅「8分」ですから、実は関係ない話とは言えません。

以前の記事で書きましたが、中央区アドレスと言う奴はバスでの交通も利用でき(南は海なので)左右(東西)か北にしか伸びず、北側が東京駅なので交通には困りません。

しかしこの左右(東西)と言うのが案外曲者で、羽田方向に行くにも東京駅を経由していた事は事実です。東側は東西線があったり、京葉線があったりで、実はデイズニーランドに行くにも5駅程度(!)なのでご近所感覚だったりします。かたや西側はお台場に行くには困らないのですがゆりかもめ等なので、西に行こうとしても新橋まで戻ってしまいます。

今回の開通はそこをうまくブチ抜いて羽田まで行きますから「東京駅を経由しないで羽田空港に行ける」という道筋になります(逆に羽田より先に行く必要性はさほどないとも言えます。熱海や箱根に行きたければ東京駅から行けば良いわけです)。時間短縮もさることながら、混雑する場所を経由しなくて良いというのは非常に大きなメリットです。

縦軸の路線はBRTでの強化が期待されますが「確実な交通網」として信頼が高いのは鉄道であることは「言わずもがな」です。帰国時刻によっては、帰宅経路が多い方が融通も利きますから、今回のJR東の施策は歓迎すべきところですね。

「羽田空港アクセス線構想」はオリンピックに基づいた構想なので、遠いようで近い存在です。
今後も着目していきたいところです。